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月ではウサギが嘘をついている

 下世話な雑記と、滲みったれた自作の詩をあげてます。妄想5割、イタさ2割、下ネタ1割で構成。あ、2割足りねーわ。

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幕府の末期、シイタケも末期

幕末が好きだ。
いわゆる「幕末の志士」という人たちの生き様に憧れて憧れすぎて、鼻血を垂らしながらのうれションも辞さない覚悟である(イヤな覚悟だな・・・)。
 幕末の志士達の、あの、人生の先のことなんか全く考えていないところが最高に好きだ。
 
あの人たちって、長生きしようなんて毛ほども思ってない上に、自分や家族のことより国の将来とか己の理想の方が大事だからね、基本的に。だけど、いろんなしがらみにがんじがらめの現代社会に生きていると、いっそ、すがすがしさを感じてしまうんだな、これが。
 当然、老後のこととか、親の介護のこととか、年金のこととか、家のローンのこととか、町内会の人たちと上手くやってくこととか、墓石はやっぱ御影石だよねとか、全然頭にない。なんて心が身軽なんだろうと、心底うらやましく思う。
 
 それで案の定というか、20代30代ぐらいで戦死だの暗殺だの切腹だのでボンボン死んでるくせに、なぜかすごく生き生きしていたように、後世の人たちには、見える。
本当の意味で「生きる」ってことは、長生きや、平穏な生活を手放せたときにこそ、できるのかもしれない。

 とか考えつつ、「冷蔵庫の中の、先週4割引きで買った大量のしいたけ、そろそろ末期的形相を呈しつつあるけど、明日どうやって料理しよう。もうマーガリン炒めは飽きたしなー」とか思っている自分に、幕末的なドラスティック人生はやっぱ無理だと思う今日この頃である。
 
 



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