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月ではウサギが嘘をついている

 下世話な雑記と、滲みったれた自作の詩をあげてます。妄想5割、イタさ2割、下ネタ1割で構成。あ、2割足りねーわ。

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02/07

Tue

2012

節分の、切ない思ひ出。。。。。


 遅ればせながらもいいとこなんだけども、節分でしたよね。3日前。
ふいと、節分豆まきがらみで、子どもの頃の切なくもしょっぱい記憶を思いだした。まあ、冬の夜長に聞いてくっさい。
 
 節分の時期になると、毎年スーパーとかで豆まき用の豆が売られてんじゃん。オマケで鬼のお面とか付いてくるやつ。子どもの頃、その豆が欲しくて欲しくて親におねだりしてたんだ。けどその要求は、「豆まきのためだけにただの煎り大豆買うのはもったいねえ。だいいちウマくもないし」という母(変人)の方針のもと、常に一蹴されてたのです。
 
 しかしガキンチョもさるもの、妹と結託してさらにダダをこねてみた。すると母(変人)は、
 「じゃあこれでも撒いとけや。拾うの楽だから殻つきのままやんな。あと、散らかるから外でやれや」的なことを言って、なんと、殻つきの南京豆を寄越しやがったのだ。
 
 「いや、無駄のない、ある意味においては大変優れた方法だとは思いますが、伝統行事にそこまで合理主義的思考を持ち込むのは、いかがなものなのでしょうね。をかあさん」
 
 などという反論がボンクラな小学生にできるはずもなく、寒中の暗闇で妹と二人、殻つきの南京豆を、膝まで雪が積もる庭に放り投げてはショボショボと回収した十一の夜。伝統の「行事」は、我が家的には不毛な「作業」なのだと知った十一の夜。いやあ、寒かった。心身ともに。
 
 それにしても、節分の記憶がトラウマ化するような幼少期を過ごしたにもかかわらず、盗んだバイクで走りださないデキた人間に成長した自分が福は内どころか渡る世間は鬼ばかりなのは、ちゃんと豆まきしなかった祟り(?)に違いないな。
 
 ということで、古き良き伝統文化を大切に。





拍手[1回]

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Comment

無題

  • Johngam
  • 2012-02-12 16:56
  • edit
えっ、うちも落花生撒いて、それ拾って食ってたけど…。これって一般的じゃないの?
全国Verなのかと思っていた…。

無題

  • なつの あかつき
  • 2012-02-14 23:20
  • edit
 コメありがとうございます♪
 周りの人にちょっと聞いてみましたが、普通はやはり大豆のようです。
 もしかして、落花生方式は、Johngamさん家と家だけなんすかね?
 気になるんで、聞き込みを続けてみたいと思います。
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