月ではウサギが嘘をついている

 　
　友達が、少ない。言ってる自分が悲しいが、謙遜でもネタでもない。客観的事実である。だが今の時期、一つだけ良いことがある。なんと、年賀状をちょっとしか書かなくていいのだ、ラッキ～。いや、ヤケクソではない。主観的事実である。
 
　そんなわけで、去年は年賀状を20枚買って余裕で余った。つまり10人ちょっとしか出す人がいなかった。しかもそのうちの2，3人は、返事返って来なかったっけ。ぐすん。いや、泣いているのではない。鼻毛に小雪が引っかかっただけである。
 
　そんな自分にも、毎年欠かさず年賀状をくれるテッパンな方々っていうのが数人いるのだが、今年はそのうちの３人が喪中。というわけで、今年出す＆貰う年賀状は、ついに一ケタの小台（？）に乗りそうな勢いである。
おそらく、クラスの人気者が喪中の時にもらう数よりも少なくなるんじゃなかろうか？ほら、喪中でも、うっかり出しちゃう人って必ずいるもんね。シクシクシク。。。。。。。
　
　いや、泣いているのではない。煩悩の数を3で割ってみただけだ。シクサンジュウロク。なんちて。寒い。今年の冬が。
　
そんなこんなで、煩悩を追い払う鐘が響くまで、あと2日。

[2回]

　二日酔いの強い味方、ウコンに含まれている有効成分「クルクミン」。

　「クルクミン」ってさあ、なんか、不眠症のハトに処方される薬の名前っぽくない？なんとなく。クルックー、クルッZZZZZZZ～。みたいな。

　きょ～び、ハトの世界もけっこうなストレス社会かもしれないからな。「そんな薬、存在しねーよ。この、妄想バカが」とは、あながち言い切れないさ。
 
　「あいつ、いい豆ばっか食ってナマイキ」とか「あいつの首の振り方、おかしくね？マジキモイいから、ハブろーぜ」とか、あるって絶対・・・・って、うんゲ・・

　週末、調子こいて飲みすぎちゃって・・・うげ・・・マジキモイからリバろーぜ・・・じゃなくて・・・・・ちょっと・・コンビニで行ってマジもんの・・・・クルクミン買ってくるわ。それじゃまたうぼろろろrororoo。。。。。。。。。。。。。。。。



 

[3回]

　「脱脂粉乳」が「スキムミルク」などというこしゃくな敵国語で呼ばれるようになってから、どれくらい経つだろうか。栄養たっぷりなメリケン合衆国の産業廃棄物、マズくて有名なGHQの放出品のくせに、生意気だぜ、脱脂粉乳。
 
　自分のかあちゃんがその脱脂粉乳給食世代なのだが、彼女曰く、当時の脱脂粉乳は今のスキムミルクよりも水に溶けずらく溶け残りのダマだらけで、無理に飲むと「げぼ」っと吐き気をもよおす代物だったという。つまりは、格段に不味かったらしい。
 　しかし、みんなが貧しかった当時の中でもビンボーな家に育ったためか、クラスメイト達が給食の脱脂粉乳をどしどし残す中、かあちゃんだけは毎日残さず平らげたそうだ。我が親ながら、その不屈のもったいない精神には頭が下がる。
 
　そんなうちのかあちゃんは、成長期に腕が平均以上に長くなり、「テナガザル」というあだ名をつけられたそうな。そしてそれは、毎日脱脂粉乳をがぶ飲みしたせいだと断言してはばからない。
 
　戦後の貧しさや食糧難を知らない世代の人間が、当時の人たちの苦労について一体何を言えるだろうか、いや言えまい（反語）。だが、あえて一言だけ言わせてもらおう。

 
　脱脂粉乳に、そんな効能は、無え。

 
　なお、すでにお気づきと思うが、タイトルと本文はほとんど関係がない。




 

[2回]

　
　久しぶりに、田舎の母に電話した。
　そしたら、なんと、あろうことか、

　「おれおれ詐欺」に間違われて電話切られそうになったよモノホンの子供なのに。


　「子供を詐欺師と間違えるたあ、そりゃあないんじゃないの」と非難したところ、「ごめん」の一言も返ってくるかと思いきや、

母：「あんた、声変わったんじゃないの？」

　更年期もとうに過ぎてる母親から産まれた子供の第二次性徴が、どんだけ大昔の話だかわかってて言い張るつもりか。っていうか、ぜって～あやまんねーな、このバーさん。さすがおれの親。

　というわけで、改めて親子の絆を再認識した今日この頃。

[1回]

　冬、東日本の太平洋側の地域で晴れる確率。
　及び、
　12月の初めに先生が
　「えー、今日から師走です。師走っていうのは、“教師も走るほど忙しい時期ですよ”という意味からきていますが、先生っていうもんはなあ、年中忙しいんだよ！！！！！」
　って、のたまう確率。
 
　今年も早いもので、「か弱き大人の代弁者」も走る時節ですね。
　なんとなく、尾崎豊風に言ってみたよ。


 

[1回]